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とにかくその規模には圧倒された。アナハイムのコンベンションセンターで開催された、ナチュラルプロダクツ・エキスポ。今年で21年目を迎える。4日間の展示会には2400のブース、参加者3万人以上という、この業界では全米最大のショーだ。入場、参加は生産者やバイヤーなど関係者のみに許されており、会場での商品展示に加え、朝はオーガニック畑へのバスツアーや各種セミナー、夜は付近のホテルでダンスパーティと、内容も盛り沢山。参加企業は国内のみならず、世界25カ国からも集まった。
商品は11のカテゴリーに分かれる。ビタミン類、カロリーバーなどのファンクション・フード、有機農作物やその加工品、アロマグッズや自然化粧品、環境を考慮したリサイクル商品、ペット関連、そしてベジタリアン・フード等。業界内のトレードショーだから、各ブースは商談の場だ。盛んにサンプルが配られ、試食
にも熱心で、何分も歩いているうちにバッグはいっぱい、お腹もいっぱいとなる。
今回は800もの新商品が登場したそうで、斬新でユニークなものに沢山出会った。飲み水ボトルキャップにつける簡易フィルター、大豆を入れると20分程で家庭でも豆腐ができてしまうポット型器具…。大豆や小麦粉蛋白を使ったバーガーやソーセージ、豆乳を原料にしたチーズやヨーグルトなどのベジタリアン食品も種類豊富だったし、日本の伝統食品、お茶に醤油、味噌等も大々的に紹介されていた。なぜか「オーラの色を見る機械」というのもあって、どこがナチュラル?と首をかしげてしまったが。
印象的だったのが、海綿タンポン。オーガニック綿のナプキンやタンポンは知っていたが、海綿とはびっくり。しかも、小さくカットしただけのそのまんま。「市販のタンポンには、ダイオキシンや漂白剤など体によくないものが含まれており危険。紙や綿を無駄せず、洗って繰り返し使えるから環境にもいいのよ」と
提案者のグロリアさん。フロリダ産の海綿と共に今回が初参加だ。サンプルをもらったが、使うにはちょっと、勇気がいる。
一般のスーパーにも商品を並べる大手メーカーから、これがデビューという小さなベンチャー企業まで規模も様々。普段は知るすべのない生産者と直接話すことができて、楽しかった。これらの商品は今後、店先で見かけることになるだろう。280億ドルといわれる成長産業の、熱気あふれる“みなもと”を見た気がし
た。(2001.4.5.)
(写真は、すべて筆者)
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