原発「NO」の国オーストリア、 アイシス・ウィーン支部より発信

NGOアイシスガイアネットの オーストリア・ウィーン支部が出来ました!

画像:ワイナリー「ニコライホフ」の女主人

ワイナリー「ニコライホフ」の女主人、クリスティーヌ・サースさん。ヨーロッパでもっとも早くから、 バイオダイナミック農法のブドウで ワインを作り始めた。

この夏、アイシスは、オーストリアを取材しました。オーストリアは、1978年に国民投票で原発エネルギーを使わないことを決め、 以来、自然エネルギーに力を入れてきました。 またオーストリアのオーガニック農地の割合は20%と高く、ヨーロッパで一番です。

福島の原発事故は、ヨーロッパでは深刻に受け止められ、オーストリア隣国のドイツやイタリアなどでも、原発を使わない方向へと動き出しています。 これまでアイシスは、「衣食住オーガニックライフ」を提案してきましたが、さらにもっと自然エネルギーを応援していきたいと考えました。

そのために今後、日本からだけではなく、反原発の国オーストリアからもオーガニック情報を伝えていきます。嬉しいことにアイシス・ウィーン支部として「自然エネルギー&オーガニックライフ」情報を送ってくれるメンバーも現れました。

これからも前向きで役にたつ情報をどんどんお届けして、明るい未来の形を提案していきすので、どうぞ宜しくお願いします。

 

画像:ウィーンのエコホテル

 

 

 


冷暖房は地熱、太陽光電力を
活用するウィーンのエコホテル、
「シュタットハレ(Stadthalle)」

 

ウィーンのオーガニック専門スーパー「デンス.(Denns)」。店の中には新鮮なオーガニック野菜や果物がずらり! さすがヨーロッパ一番のオーガニック国です。

 

画像:ウィーンの森と古城

 

 

 

 

豊かな森林を活用したバイオマスエネルギーにも力を入れている。

 

 

アイシス・ウィーン支部からのご挨拶

画像:ウィーン支部ゼマンみのり

 

こんにちは。
アイシスのウィーン支部のゼマンみのりです。
ウィーンに暮らし始めて5年目に入りました。
ウィーン人の旦那とミニチワワと3人で暮らしています。

今や世界的ニュースである福島原発事故・日本の原発再建の問題を機に、オーストリアは反原発国であることを知りました。 アイシスの水上さんと出会い、オーストリアの日常にはオーガニック商品あふれていることに改めて気づきました。冷蔵庫をあけてみると、何も考えずに買っていたいくつかの食品がオーガニック製品のものでした。オーストリアの有機栽培地の割合は、ヨーロッパで一番というだけあって、普通のスーパーでも、オーガニック食品がたくさん並んでいます。

オーストリアは反原発国なので、水力や風力、太陽光、地熱、バイオマスなどの自然エネルギーの活用も盛んです。

現地の取材や身近な出来事などを通じて、皆さんにオーストリアのオーガニックや自然エネルギーについての情報をお伝えしていけたらなと思っています。 オーガニックレストランやカフェ、オーガニックスーパー、有機栽培生産者、オーガニックワイン、有機農産物の市場、オーガニックなイベント、オーガニックコットン、森林保護、自然エネルギーの利用、反原発などなど、いろいろな分野の情報をお届けしますので、どうぞお楽しみに。 またときには、私の可愛いミニチワワちゃんのために動物用のオーガニック商品についてもふれたいと思っています。

オーストリアからの記事が、日本の未来・地球環境保全のために少しでも役立つことを願っています。

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